心が緩むと、体も緩む。改めて感じた出来事
- Keiko Hasegawa
- 7月21日
- 読了時間: 3分
先日、遠方から通ってくださっているお客様が来られました。
もう1〜2年ほど通ってくださっている方です。
最初にお会いした頃は、ご自身の気持ちをあまり表に出さない印象でした。
でも、少しずつ施術を重ね、お話をする中で、以前よりもご自身の気持ちや考えを話してくださるようになってきました。
そして先日、とても印象的な出来事がありました。

お子さんのことについて話をしている中で、
「今まで子どもの問題だと思っていたけれど、これは私自身が抱えている問題でもあったんですね。」
と、ご自身で気づかれた瞬間があったのです。
その瞬間、それまで緊張していた体がふっと緩み、触れていてもわかるくらい柔らかくなりました。
私自身、本当に驚きました。
改めて、「心と体はつながっているんだな」と感じた出来事でした。

このお客様は、小さい頃から「感情を我慢すること」が当たり前だったそうです。
だから、お子さんがつらい思いをしていることには寄り添えても、
「それを見ている自分だってつらい」
という気持ちには、ずっと目を向けてこなかったそうです。
親なんだから頑張らなきゃ。
親なんだから弱音を吐いちゃいけない。
親なんだから我慢しなきゃ。
そんな「〜しなければならない」という思い込みは、知らないうちに体まで固くしてしまいます。

実は、これは特別なことではありません。
子どもに何か悩みがあれば、親も苦しくなる。
それは当たり前のことです。
全く悩みのない子どもなんて、ほとんどいません。
だからこそ、親も大変で当たり前なんです。
でも、「自分もつらい」「しんどい」と口にすることに、どこか罪悪感を持っている方が本当に多いと感じます。
感情を出す場所がなくなると、その行き場を失った気持ちは、少しずつ体に溜まっていきます。
だから、どれだけマッサージをしても、どれだけ体をほぐしても、心が抱え込んだものまでは出し切れず、思うように緩まないことがあります。

実は、私自身もそうでした。
感情を飲み込むことが当たり前で、自分の気持ちを後回しにしてきました。
だから、普段は我慢していても、ある日突然、感情があふれてしまうこともありました。
そんな経験があるからこそ、今は施術を通して「体」だけを見るのではなく、その人自身を見たいと思っています。
無理に頑張らなくてもいい。
弱音を吐いてもいい。
泣いてもいい。
笑ってもいい。
そんなふうに安心して感情を出せる場所でありたいと思っています。
体が少し緩めば、心も少し軽くなる。
心が軽くなれば、体もまた緩んでいく。
そのお手伝いができたら、それが私にとって一番嬉しいことです。
毎日を少しでも楽に、自分らしく過ごせる方が増えたらいいな。
そんな思いで、これからも一人ひとりと向き合っていきたいと思っています。



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